VPNを使ってテザリングでJetson nanoと通信:Jetson nano 側

jetson nano の ubuntuのバージョンは20.04を新ストールしているものとします。

(Jetson nano を使用してカメラ・音声データ取得とjpeg・音声データ送信:環境構築)を参照

基本的にSoftEtherのサイトの手順に沿ってインストールします。

Jetson nanoにはserverの方をインストールします。

ダウンロードするファイルはARM 64bitのものになります。

ダウンロードの際の検索設定は上の画像のような感じです。(2024年02月現在)

Betaと書かれていないものをダウンロードします。

上のサイトの支持の中にルートで作業してくださいとあります。

Jetson nano でルートになるには

sudo su

と入力すればルートになれます。

exit

でルート権限から抜けれます。

スクリプトの作成はテキストエディタで作成したのを移動するより、catコマンドでやったほうが楽だともいます。

したがって、最後のサービスの自動起動の部分は

cat > /etc/systemd/system/vpnserver.service

[Unit]
Description = vpnserver daemon

[Service]
ExecStart = /opt/vpnserver.sh start
ExecStop = /opt/vpnserver.sh stop
ExecReload = /opt/vpnserver.sh restart
Restart = always
Type = forking

[Install]
WantedBy = multi-user.target

の後改行でCtrl+Dで終了します。

その後、


systemctl enable vpnserver


とすれば完了です。

その他

インストール先は指示通り
/usr/local/vpnserver/ 
としておくのが無難です。
これを変更するとあちこちスクリプトの変更が必要になります。